バスのパーツや車体、ブランドなどについて説明

バスは多くの人が普段から利用する乗り物です。ただ、そのバスのパーツや車両に関しては知らない人も多いと思います。そのため、バスのパーツに関して紹介していきたいと思います。

バスの種類について

まずはバスの種類について説明していきます。まずは、乗り合いバスです。路線バスとも呼ばれており、立ち席があったり、つり革などがぶら下がっているバスです。

主に通勤や通学などに使用するために使われるバスなので、いろんな地域に利用されています。停留所も多く短い区間で乗り降りができるようにされてもいます。最も利用度が高いバスだと言えます。

また、都市間に使用するバスがあります。これは乗合バスよりも長期間の距離を走る目的で利用されるバスです。高速便や夜行便で利用されます。

高出力のエンジンを持っているので、一般の車とはエンジンの性能面で違いも生じます。長距離用として利用されるため車内の中も広くなっており、全ての人が座席に座れるようになっています。今では二階建になっているバスも多くなってきており、さらに多くの人が乗ることができるようになっています。

トイレやWiFiも付いているバスが多く、バスの中での過ごし方にも工夫がなされています。次に観光用のバスがあります。観光用のバスは観光を楽しむことができるように、二階建てやハイデッキなどの工夫がされており、展望を重視したつくりになっています。

また、バスによってはラウンジシートや冷蔵庫が搭載されていいるものもあります。観光用として多くの人に乗ってもらうためにバスの構造も大きくなっています。バスはこのような種類に分かれております。

バスの構造について

バスはサスペンションに圧縮空気圧を使います。バスが停車するときにプシューという音を聞くことがあると思いますが、それはサスペンションの圧縮空気を大気中に放出する音です。高速便などの大型バスは扉が1番前にあるため、このサスペンションの空気圧を抜くことで車体が前かがみになり、地面との段差を少なくすることができます。

普通の路線バスの場合でも、サスペンションで空気圧を抜くようにしていいます。理由は先ほどと同じように段差を極力減らすためです。ただ、路線バスの場合は扉のある左側の前後輪のサスペンションの圧縮空気を抜いて車体を左側に傾けるようにしている構造も多いです。そうすることでバスの乗り降りをしやすくしています。

また、日本のバスには電動ドアのシステムもあります。軽くボタンを押すだけでドアが自動で開け閉めできます。バスのドアはスライド式にもなっていますが、このスライド式にしていることでドアの開閉時にスペースをあまりとらなくても良いようにしています。

また、他車や壁などにぶつかるリスクもかなり低くなります。また、バスはボンネットが無いので車間距離の感覚が掴みやすいです。車間距離が分かりやすければ、車に追突するリスクも少なくなります。

ただ、バスは長方形に長いという構造になっているので、内輪差は少し注意する必要があります。人を多く乗せるようにするための構造にしているので、しょうがないところもありますが、内輪差で歩行者を巻き込む、壁に擦るリスクは出てきます。バスをこのような構造に
となっています。

三菱のバスについて

バスにはいくつか有名なブランドがあるので紹介していきたいと思います。まずは三菱について紹介します。三菱は国内で初めて大型観光・高速路線バスの自動変速トランスミッションを標準装備していることです。

8段機械式でシフトパイロットと言います。このシフトパイロットは路面状況や勾配、乗組員定員による総重量の変化に合わせてプログラムに従い変速操作を自動で行なってくれます。そのため、ドライバーはクラッチペダル、シフトノブの操作から解放されてステアリングとアクセル、ブレーキの操作に集中できるようになっています。

また、省燃費に最適なギアをセレクトするオート、シフトアップ時にエンジン回転数が高めになるダイナミック、手動のマニュアルの3つから選択できるようになっています。ステアリングの下側にマルチファクションレバーがあり、その内側にあるダイヤルを回すことで行えます。セミオートマの要領でマニュアルモードにするとドライバーによるシフトチェンジも行えます。

また、日本の道路に考慮してチューニングも施されており、一速ごとに息の長いゆとりのある加速を実現できるように工夫されていますし、あらゆる速度に応じたシフトフィーリングとなるように注力しています。他にも乾式クラッチのハーフクラッチ状態をきめ細かく制御するようにして、トルクコンバータを用いて普通車のATミッションのようなクリープ走行も実現しています。エンジンに関しても小型ターボと大型ターボによる2ステージターボチャージを備えています。

これにより、低速域での応答性能と高速域での力強さを両立させています。つまり少排気量で大型バスに必要な出力特性と低回転域からのトルク特性を実現しています。このようなパーツや構造に三菱はなっております。

日野バスの特徴

次に日野もバスのブランドでは有名です。日野バスは多彩な燃料への対応として、ディーゼルエンジンの改良と天然ガス代替燃料対応を行っています。また、燃料消費量の低減としてHV・PHV、EV、FCVなどで車両電動化も行っています。

この2つの取り組みでハイブリットのシステムの改良もを行いバスの環境対応をしています。多くのFC化は難しいとされていますが、路線バスでは走行範囲が限定されていて、インフラ普及度の影響も受けにくい車両も存在しています。走行距離が長く、耐用年数も長いので頑丈なバスという特徴もあります。

燃料電池バスへの構造のイメージとして、燃料電池システム屋根上搭載、車体ルーフ周りの変更、強度の確保も計画されてきています。快適にバスの中を過ごせるように車両ホイールベース延長による客室ノンステップ空間拡大も計画しています。しかし、これらに計画には課題があることも事実となっています。

水素スタンドの規模、容量、敷地などの点で改良も検討されています。このように将来に向けたプロジェクトも開発しています。

いすゞバスについて

最後にいすゞバスの特徴について紹介します。いすゞバスは国内観光バスで初めてSRSエアバッグやプリテントベルトを装着させました。ECE基準に準拠したロールオーバー性能にも対応しており、客席背面のソフト化、制動力の向上に貢献する軽量永久磁石式リターダの展開などの安全性を高めめたことも有名です。

いすゞバスは他にもスケルトン構造やリアエンジンバスのスタイルなどの特徴があります。このような技術があるいすゞバスですが、近年ではバスに関しては減少傾向にあり、普通車の方面で開発が積極的となっています。

バスに関してまとめ

普段何気なく乗っているバスも多くの技術を利用して、つくられていることが分かります。バスの傾きにも配慮が示されているのが、日本人ならではの発想と言えます。日本で使用されているバスはほとんどが国内産のバスでもあります。

理由は日本のバスは日本の道路状況や環境に合わせたバスの設計となっており、外国産では不便さを感じる点もあるからです。バスのブランドとしては多くはないですが三菱、日野、いすゞなどが有名となっています。どうぞ、バスのに関しての参考としてください。

日本で各地で活躍している人気のバス

日野自動車

日野自動車のバスは、1977年に透けとるトンボディを発表し、バス市場に衝撃を与えただけでなく、1991年に環境に配慮したハイブリッド車をいち早く開発したことでも知られています。車両は、いすゞ自動車と合併したジェイ・バスの製品へと移行されています。

セレガ

大型観光バス日野セレガは、大型でありながら燃費性能が魅力です。最新車両には、ドライバーモニターが標準装備されています。運転席に搭載されたカメラが、ドライバーの顔向きや、目の開閉状態を常時確認します。

また、正面を向いていない、目を閉じているなどの危険な状態を検出し速やかに警告してくれます。太陽光の影響がある場合や、サングラスをかけていても検出できるように、従来よりも精度が向上されています。更に、PCSと連携することで、衝突を防ぐことにも寄与してくれます。

他にも、衝突被害軽減ブレーキや、機械式自動変速機、車線逸脱警報も装備されているのが特徴です。もちろん、排ガス規制にも対応しています。

ブルーリボン

日本一長い路線バスと言われている八木新宮特急バスは、日野のブルーリボン・ノンステップバスが採用されています。このバスは、曲がりくねったカーブが多い山道でも運転しやすく乗り心地も良いと評判です。観光用の大型車両から、路線バスまで幅広い車両があります。

ブルーリボンのリビルトコンプレッサーや、ラジエーターなどはオークションサイトで人気があります。

トヨタ燃料電池バス

東京オリンピックに向けて開発されたトヨタの燃料電池バスは、従来のバスとは異なる立体的な造りとなっています。前後ランプにLEDが採用され、発電した電気で走る自社開発のFCスタックは、世界でもトップレベルの発電性能且つ、小型・軽量化を実現しています。

モーターは、最高出力113kw×2、最大トルク335N・m×2を実現。タンクは、600ℓの高圧水素タンクを10本搭載。また、走行時にCO2や環境負荷物質を排出しない優れた環境性能を発揮。大容量外部給電システムが搭載されているので、高出力で大容量の電源供給能力も備えています。

三菱ふそう

三菱ふそうは、UDトラックスとの業務提携により、2007年から部品などの供給を行っていましたが、2010年に業務提供が終了。ダイムラーグループ傘下となり、アジア圏での販売台数が伸びています。

主に、客室を高い位置に設計するハイデッカータイプの大型観光バスを製造しているメーカーです。マイクロバス「ローサ」は、1987年にグッドデザイン賞受賞。現在のローサのエンジンは、ダイムラーとの共同開発によるものです。

三菱ふそうバスでは、2017年10年ぶりに新型エンジンを開発しています。新型の大型観光バスと、高速路線バスには、従来のエンジンよりも軽量化に成功し、排出ガス規制にも対応しています。

床を高くしたハイデッカータイプのエアロエースは、天井直冷式のバスです。エアロエースの中には、昇降用エレベーターが装備されているタイプもあり、車椅子でも安全に昇降が可能です。簡単な操作で、シート配列もスムーズに変更することもできます。そして、更に床を高くしているスーパーハイデッカーのエアロクイーンは、床下直冷式です。

エアロキング

三菱ふそう・エアロキングは、1983年~2010まで生産されていた大型2階建バスです。JRバス プレミアムドリーム号で使われている車両は、車両総重量19t、全長12mもあるため、トラックよりも大きく感じるのではないでしょうか。

車両の幅は、2.5m、全高3.8mもあります。この大きさは、日本の基準でで定められている最大のサイズと言われています。車体を支えるタイヤは、リア6本、フロント2本の合計8本です。

車体側面には、高速バスならではのトランクルームが装備されています。車両の最後部に取り付けられているエンジンの排気量は、21,200cc、エンジンの使用はV8気筒のノンターボエンジンです。

低めの位置にある運転席は、前にせり出している感じなので、ハンドルを切るタイミングなどは、普段運転している車とは全く違う感覚を味わうことができるでしょう。全ての車軸に対して、エアサスペンションが装着されているため乗り心地が非常に良いと言われています。

運転席は、ワンマン運転のため各種モニターなどが装備され、室内灯などの各種スイッチも手元で操作できるようになっています。マニアルシフトになっていて、最高で6速まで入れることが可能です。サイドブレーキは、空気圧で作動します。コスト的に生産が困難となり販売中止となりましたが、2階部分に広々とした展望席がある車両は今でも人気があります。

メルセデス・ベンツ シターロG

このバスは、連接バスといって2台のバスが繋がっていて全長が18mもあります。1度に最大128人もの人を乗せることができる便利なバスです。乗降するための扉は3つもあり、どれも間口が大きく設計されています。

すっきりとした印象の運転席には、後方も確認できるようにモニターが設置されているので、死角がないようになっています。ATを搭載した走りは軽快で、取り回しも良好。OM470型エンジンとフォイト製トルコンATが搭載されています。

エンジンが、後方に設置されているため、前方の車両は非常に静かですが、走行音が大きく聞こえます。ブレーキ連動リターダにより、滑らかでスムーズに車速を落としていくことが可能です。ハンドルを切れば、ぐっと回り込み長い車両ながらも操作性は良好です。

欧州排ガス規制に適合したこの車両は、燃費も比較的良くすでに日本では31台も導入されています。

エアロミディMJ

エアロミディMJは、全長約7mの小型バスです。人口の少ない街や会社や学校の送迎バスとして使用されることが多いバスです。観光用に作られたエアロミディMKには、非常口が付いていません。

エアロミディMJのリビルト エアコンコンプレッサーや、リビルト オルタネータなどのパーツは、オークションサイトで取引されています。

ネオプラン社 メガライナー

ドイツのネオプラン社で生産されている大型バスです。車両価格が8,000万円もします。通常、規定の長さは12mとなっていますが、このバスは特別な申請を通過しているため全長15mmもあります。

車両の幅は、2.5m、高さ3.8mと日本で最大サイズのバスです。そのため、車体の後ろと側面に、車両の大きさを示す注意書きが書かれています。

車体を支えているタイヤは、フロント4本、リア6本合計10本装着されています。内輪差などの軽減のため、リアも駆動することが可能になっています。車両後部のサイドには広々としたトランクルームが装備されています。後部にあるメルセデスベンツ社製のエンジンエンジンは、排気量15,930ccです。

運転席のハンドルは、大きく脇にはワンマン運転に必要な各種モニターが配置されています。全体的に、運転手の目に入りやすいようにスイッチなどは、ラウンド状に配置されているのが特徴です。モニターは、後方を見ることができるバックモニターと、2階の様子を確認できるモニターが付いています。

シフトチェンジは、オートマチックが採用されています。ブレーキは、フルエアブレーキなので、ブレーキペダルから足を放すと、エアーの抜ける音がします。運転席には、西日を浴びて運転する時のためのブラインドも装備されています。日本製のバスと違って、足回りがしっかりしていて、カーブやコーナリング性能は非常に良いと言われています。