都市のバスと地方のバスに乗ってみて

地方に住んで10年です。これまで都市部に暮らして路線バスは生活の足として欠かせない生活をしてきました。地方と都市ではバスの存在やバスの車体に大きな違いを感じたので記事にしたいと思います。

まず、バスの車体ですが、都市のバスは軒並みノンステップなどのバリアフリー仕様が普及し、地方のバスは昔ながらの段差の大きい車体で、乳幼児や高齢者、大きな荷物を持った乗客は乗車に非常に苦労しています。都市部のバスが進化していくのに対し、地方のバスは昭和のまま時が止まったような、ある意味レトロな印象です。車内のシートや通路の幅も、地方のバスが昔のままなのに対し、都市部のバスは広くゆったり。ベビーカーも乗客が少なければ閉じずに乗せられます。

都市部で改良された乗りごごちを知っている私には、昔のままの地方のバスは振動が疲れました。点検をしているとわかっていても、古い車体には正直大丈夫かなと心配な気持ちも湧いて来ました。

地方ではSuicaなどの対応もまだ不十分で、現金や乗車チケットで支払いをしました。都市部でのバス利用の感覚で現金を持たないで乗車しようと思うといざ支払えず大変なことになるところでした。

次に走行本数です。都市部では少なくても20分に1本は走っていました。その感覚である朝地方でバスに乗ろうとしたら、次のバスが午後となっていてびっくりしたのを覚えています。やっと午後のバスが来ても、乗客は私ひとり…ゆったりしててよかったですが、地方は自家用車が普及していることもあり、都市ほどのニーズもないことを痛感しました。

そして乗ってからの驚きは料金でした。都市部のバスで電車一駅ほどの距離を利用すると約160円ほどですが地方で電車一駅というと、距離が倍以上に遠くなり料金も600円近くに!往復で1200円でした。これは乗らなければ良かったというか、バスよりマイカーを利用したくなりました。採算を取るには仕方のない料金設定なのかもしれませんが….。

これまで生活の足としてバスを利用していましたが、地方では生活の足はマイカーです。地方でのバスは、マイカーを持たず、かつ福祉制度で公共交通機関の割引を利用できる方にとっての生活の足になっている意味合いが大きいです。そのような方の利用するバスこそバリアフリーになってほしいと願わずにいられません。

進化したバスの便利さにすっかり慣れてしまい、これまでの従来のバスに戸惑ってしまうというのも、ちょっとおかしな感覚ですが、同じ日本でも、地域によってバスも全然違うということを体感しある意味カルチャーショックでした。が、それぞれの楽しみ方があることに気づき今ではどちらも乗りこなせます!

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